top of page
検索

真空管アンプの心臓部:使用される主要な真空管の種類と特徴

  • 執筆者の写真: r t
    r t
  • 5月19日
  • 読了時間: 2分

ree


真空管アンプは、その温かく豊かなサウンドで多くのオーディオファンを魅了し続けています。その音質の要となるのが、様々な種類の真空管です。ここでは、真空管アンプに使用される主要な真空管の種類と、それぞれの特徴について解説します。


  • 増幅管(Amplifier Tubes)

    • 傍熱3極管(Indirectly Heated Triodes):

      • 代表的な型番:12AX7, ECC83, 12AU7, ECC82, 12AT7, ECC81 など

      • 特徴:電圧増幅に使われることが多く、それぞれ増幅率や内部抵抗が異なります。音質のキャラクターも型番によって個性的です。

    • 直熱3極管(Directly Heated Triodes):

      • 代表的な型番:300B, 2A3 など

      • 特徴:ヒーターが直接カソードを加熱するため、レスポンスが早く、繊細で自然なサウンドが特徴です。特にオーディオ出力管として人気があります。

    • 傍熱5極管(Indirectly Heated Pentodes):

      • 代表的な型番:EL34, 6CA7, KT88, EL84, 6BQ5 など

      • 特徴:3極管に比べて出力が大きく、ダイナミックでパワフルなサウンドが得られます。多くの出力管として使用されています。

    • ビーム管(Beam Power Tubes):

      • 代表的な型番:6L6GC, 5881 など

      • 特徴:5極管と同様に高出力を得やすく、効率が良いのが特徴です。力強く、安定感のあるサウンドを提供します。


  • 整流管(Rectifier Tubes)

    • 代表的な型番:5AR4/GZ34, 5U4GB, 5Y3GT など

    • 特徴:交流電源を直流電源に変換する役割を持ちます。整流管の種類によって、電源部の動作特性が変わり、アンプの音質に影響を与えると言われています。


  • その他(Others)

    • その他、特定の用途に使われる特殊な真空管も存在します。


買取のポイント:

真空管アンプや使用されていた真空管は、状態が良いものであれば高価買取が期待できます。特に、希少価値の高いヴィンテージ真空管や、人気のある型番の真空管は、高値で取引されることがあります。


真空管買取専門店「真空管買取センター」では、TAMURAの出力トランスやWestern Electric 300Bなどを使用した真空管アンプをはじめ、さまざまな真空管パーツやアンプを高価買取しています。真空管のまとめて処分など様々なご相談に、ぜひ当店にご相談ください。


※真空管だけでなくオーディオ全般買取しております。

 
 
 

コメント


bottom of page